オイルキャッチタンク

チューニングエンジンの必需品 - オイルキャッチタンクを装着する理由

エンジンから発生する様々なガスの中で、走行距離に比例してエンジンの性能を低下させてしまうブローバイガス。

このガスは、循環装置によって吸気インテークやエアクリーナーに戻されて、再燃焼させることで大気に放出させないようにしていますが、インテーク内に戻されるブローバイガスや微粒子などの化合物は、100％が燃焼されるわけではありません。ガスの一部は液化（スラッジやカーボンを含むオイル）へと変異し、インテークパイプやインテークマニホールドに付着して汚れの層を作り出してしまいます。
その結果、吸入効果や燃焼効率の低下の原因となるとともに、白煙の増加にもつながります。

ブローバイガス対策

この現象の対策として、インテーク内に戻す前にガスを溜める場所を設け、液化した不純物をできる限り取り除いてしまおうというのが、オイルキャッチタンクです。

このオイルキャッチタンクは、モータースポーツ車両だけではなくブローバイガスが発生しやすいディーゼル車両にもお勧めです。

また、走行が少ないのにオイルキャッチタンク内のオイルのたまり量が多ければエンジンに何らかのトラブルを抱えている証拠です。それらのトラブルの早期発見にも役立ちます。

 

オイルキャッチタンク装着の原理

ブローバイガスの流れ

燃焼室から吹き抜けたガス（1）とエンジン内で気化したガス（2）は、オイルやスラッジ、カーボン等を含んだブローバイガスとなり、ヘッドカバーにあるブローバイガスラインを通ってインテークへと入り、再び燃焼室へと戻っていきます。

 

汎用タイプ オイルキャッチタンク

CARBING オイルキャッチタンクの特徴

取付自由度の高いコンパクトボディ

CARBING オイルキャッチタンクは取付自由度の高いコンパクトボディ（75φ×130mm）。

様々な車種に対応出来るように、ホース口径を10φタイプと15φタイプの2種類を設定。

ブローバイガスと不純物とを確実に分離

当社のオイルキャッチタンクは、タンク内にセパレートを設け、ブローバイガスとオイルやスラッジ、カーボンなどの不純物とを確実に分離させます。

耐久性とメンテナンス性

材質は軽量で耐久性に優れたアルミ（A5052）を採用。錆防止のために表面にアルマイト処理が施されております。

ドレーンボルトも標準装備されており、オイル抜きも簡単です。また、溜まったオイルの量を確認する為のレベルゲージが標準装備されております。

付属品のホースには、エンジンルームでの採用を考えて、耐油・耐熱・耐曲げ性の高いブレードホースを採用しています。

付属品：ホース(1m)×1,ホースバンド×2,取付けステー,ブラインドプラグ

注意事項

※ 汎用品ですのでご購入する際、取付け車両（エンジン）のブローバイパイプ径を必ずご確認下さい。

※ タービンやエキゾーストマニーホール付近等、高温になる場所を避けて取付してください。

※ 定期的にレベルゲージでタンク内の油量を確認し、容量の1/2程度溜まったら排出してください。

※ ブローバイパイプが複数ある場合、またはワンウェイバルブが使用されている車種への取付けは販売店やプロショップへご相談ください。

 

CARBING オイルキャッチタンクの構造

セパレーター：内部は二重構造になっており、下層部分に溜まったオイルがしっかりコレクト出来る様になっています。CARBING オイルキャッチタンクのパイプにIN-OUTの指示があるのはその為です。又、セパレータープレートにはブローバイガスの流量に影響が出ない様に通気口を設けてあります。

レベルゲージ ：タンク内に溜まったオイル量を一目で把握する事ができます。

ドレンボルト：タンク内に溜まったオイルは都度タンクを取り外す必要は無く、ドレンボルトを緩めるだけで排出が行えます。

汎用タイプのオイルキャッチタンク内にあるパイプの長さは『IN側』と『OUT側』では異なります。そのため、ホース取付け口には『IN側』と『OUT側』が決まっています。

『IN側』より入ったブローバイガスをタンク内をしっかりと循環し、セパレーターを介しオイルやスラッジ、カーボンなどの不純物を取除いた後に、 『OUT側』より排出します。

汎用タイプ オイルキャッチタンク ラインナップ

 

車種専用 オイルキャッチタンク

CARBING オイルキャッチタンクの特徴

セパレーター：内部は二重構造になっており、下層部分に溜まったオイルがしっかりコレクト出来る様になっています。CARBING オイルキャッチタンクのパイプにIN-OUTの指示があるのはその為です。又、セパレータープレートにはブローバイガスの流量に影響が出ない様に通気口を設けてあります。

 

レベルゲージ ：タンク内に溜まったオイル量を一目で把握する事ができます。

 

ドレンボルト：タンク内に溜まったオイルは都度タンクを取り外す必要は無く、ドレンボルトを緩めるだけで排出が行えます。

 

汎用タイプオイルキャッチタンクと同様のセパレーター・レベルゲージ・ドレンボルトを採用。 車種ごとにエンジンルームに綺麗にレイアウトができるように、パイプの配置・向きの最適化。 ホースの長さも切り合わせる必要のないジャストサイズとなっています。ボルトオン(無加工)にてお取付けが行えます。

 

 

競技用 2〜3L オイルキャッチタンク

DASH 競技用オイルキャッチタンクの特徴

DASHオイルキャッチタンクは競技車両を考慮し、2リットルと 3リットルの2種類がラインナップ。

パイプ口径は、車種に応じてフリータイプ（10・12・16φ）と20φタイプを設定。

さらにエンジンルーム内のことを考慮しフリータイプの場合パイプの取付け部分が360度回転するように設計されております。

材質は軽量で耐久性に優れたアルミ（A5052）を採用。錆防止のために表面にアルマイト処理が施されております。ドレーンボルトも標準装備でオイル抜きも簡単です。溜まったオイルの量を確認する為のレベルゲージが標準装備されております。

付属品･･･取付けねじ×2

注意事項

※ 汎用品ですのでご購入する際、取付け車両（エンジン）のブローバイパイプ径を必ずご確認下さい。

※ タービンやエキゾーストマニーホール付近等、高温になる場所を避けて取付してください。

※ 定期的にレベルゲージでタンク内の油量を確認し、容量の1/2程度溜まったら排出してください。

※ ブローバイパイプが複数ある場合、またはワンウェイバルブが使用されている車種への取付けは販売店やプロショップへご相談ください。

 

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